【フィットネスバイク】FlexiSpot V6 レビュー | 椅子と静音バイクが融合した2in1チェアとは
こんにちは、最近3kgほど太った まさぱぱ(@NeoMasaPapa)です。
毎日の通勤や散歩など歩くのがわりと好きなほうなのですが、ストレス解消に夜な夜な甘いものを食べ、コーヒーを飲みすぎた結果・・・人生で一番重い体重になってしまいました。
そんなタイミングに電動昇降スタンディングデスクでお世話になったFlexiSpotさんから「オフィスチェアとエクササイズバイクを組み合わせた新商品を試してみませんか」とお声がけいただきました。
これは運動不足解消とダイエットになるのでは?と思い、サンプル品をお送りいただきました。
斬新すぎる見た目に驚愕しました!
今回お試しさせていただいたのは『FlexiSpot フィットネスチェア V6』という製品です。
オフィスチェアとして、エクササイズバイクとして、そして両方を一緒に使うなど色々試してみたので使用感をお伝えできればと思います。オフィスチェア・エクササイズバイクをお探しの方、そして新たな製品にご興味のある方は参考にしてください。
FlexiSpot フィットネスチェア V6の概要
『FlexiSpot フィットネスチェア V6』は電動昇降スタンディングデスクで有名なFlexiSpot社から2023年4月24日に販売されています。
オフィスチェアとエクササイズバイクが一緒になったユニークな製品ですが、人間工学に基づいた機能性と革新的なデザイン性を兼ね備えた作りになっています。
在宅ワークの休憩中、いや仕事中にもエクササイズを行える優れものです。
以前に『FlexiSpot フィットネスバイク Sit2Go』という2 in 1製品を販売しているので、その後継品と言えます。
『V6』はデザインがより洗練され、『International Design Awards (IDA)2022』のアウトドア・エクササイズ機器部門/家具・モジュール部門で金賞、オフィス機器部門で銀賞を受賞しています。
『International Design Awards』は、幅広い領域において卓越したデザインの先見者を発掘・評価するために、2007年ロサンゼルスで設立された国際的デザインアワードです。建築、インテリア、プロダクト、ファッション、グラフィック等5分野で構成され、毎年世界各国の優秀なデザイナーによる選りすぐりの作品が集まります。
ABOUT IDA : https://www.idesignawards.com/about/
FlexiSpotがどんな会社か気になる方は私の愛用する電動昇降スタンディングデスクEW8Mのレビュー記事に記載しておりますのでご確認ください。
外箱、付属品・部品構成、仕様
外箱
『フィットネスチェア V6』の箱はグレーの塗装がされているのと、配送中の汚れがついたのか底面や側面に触れると汚れます。白いフローリングやカーペットの上に置いてしまうと汚れる恐れがあるのでご注意ください。
また、箱のサイズが『横64cm × 縦51cm』ほどのビッグサイズです。我が家の玄関や廊下をギリギリ通るサイズでしたが、無理せず玄関で開封するほうがクロスを汚さずに済みます。
FlexiSpotの製品は梱包がとても丁寧です。部品1つ1つが緩衝材で保護され、傷がつきにくい状態で配送されます。
付属品・部品構成
付属品は以下の通りです。
- 本体 × 1
- アクセサリーボックス × 1
- ヘッドレスト(頭首サポート) × 1
- バックレスト(背もたれ) × 1
- アームレスト(肘掛け) × 2
- クッション(シート) × 1
- アクセサリーパッケージ × 1
- ①M6ボルト 35mm × 2
- ②M6ボルト 45mm × 4
- ③M6ボルト 25mm × 4
- ④ワッシャー × 4
- ⑤M8ボルト 16mm × 3
- ⑥T型レンチ × 1
- 取扱説明書 × 1
T型レンチがおしゃれで使いやすいです!
仕様
本体の仕様についてもご紹介します。
メーカー名 | FlexiSpot |
商品名(型番) | フィットネスチェア V6(V6W-JA) |
定価 | 69,800円(税込) |
サイズ | W65cm× D74cm~97.5cm × H116.2cm~145.5cm |
本体重量 | 約40kg |
耐荷重 | 130kg |
バックレスト可動域 | 0度~12度 |
ヘッドレスト可動域 | 上下6.4cm、左右45度 |
アームレスト可動域 | 上下7.2cm、前後4cm、左右30度 |
クッション可動域 | 上下53cm~75.8cm、前後20cm ※公式サイトには前後20mmと書いてますが20cmほど動きます |
コートラック耐荷重 | 5kg |
カラー | ホワイト炭酸電池 / グレー |
電子パネル動力源 | 単3電池 × 2本 ※電池は付属されていません |
FlexiSpot フィットネスチェア V6の組み立て方
さっそく組み立てていきます。一人でも作業はできますが、サポーターがいるとよりスピーディーに組み立てが完了します。
まずは箱から部品を取り出すのですが、ちょっと手間取ったのであえて撮影してみました。箱を上方向にスライド(持ち上げる)させると開封できます。
FlexiSpot製品はとても丁寧な梱包がされているのですが、その分ゴミになる部分が多いです。ゴミをまとめるのに10分ほどかかりました💦
場所確保のため先に片付けをしたい派なのです・・・
レッグフレームを『カチッ』と音が鳴るまで展開させます。V6は本体重量と座る人の体重を支えるため、そしてエクササイズ時の安定性を高めるため特殊なカタチをしています。
開封直後はペダルが折りたたまれているので写真のように開きます。『カチッ』と音が鳴ればOKです。
調整ハンドルを上げるとシートチューブを動かすことができます。
V6完成後のシート高さ調整も同ハンドルで行います。
シートスライドハンドルを上げるとシートの前後スライドが可能になります。
V6完成後のシート位置調整も同ハンドルで行います。
アームレストを取り付けるにはシートを持ち上げながら作業をする必要があります。私は子どものブロックケースを使用して高さを調整しました。
シートとアームレストに貼られているシールを合わせて取り付けていきます。ここでは①3.5cmボルト×2本、②4.5cmボルト×4本を使用します。
子どもにブロックケースを使ったのがバレて怒られました。。大事な作品を入れていたようです💦
シート裏の溝に本体のフレームを合わせます。③2.5cmボルト×4本に④ワッシャー×4個を入れて、固定します。
STEP5・STEP6は何のためにするのかなと思っていたのですが、ここの作業でボルトを締める際に本体が邪魔にならないよう、かつ下からの取り付けなので目線を上げるためなんだなと勝手に解釈しました。
バックレストを本体に差し込み、⑤1.6cmボルト×3本で固定します。本体の金属部分がちょっと錆びてたのか、汚れていたのが残念。使用には問題ありませんが・・・
STEP9で取り付けたバックレスト上部にヘッドレストを差し込みます。
今回は興味津々な娘ちゃんのサポートを受けながら組み立てを行いました。質問を受けながらの作業だったので30分ほどかかりましたが、理解力の高いサポーターが一緒であれば15分もかからずに完成します。
FlexiSpot フィットネスチェア V6の外観・特徴
こちらが完成したV6の外観です。ホワイトとグレーの強調し過ぎないカラーがオシャレで良いです。
スポーツジムにいったことがない娘に言わせると、「椅子にペダルが付いてるなんて、ロボットに乗るみたい」とちょっとワクワクした様子でした。
今ではパパ以上に使いこなしてます
さて、本題に戻って上部から下部の順に部位別にチェックしていきます。
ヘッドレスト
ヘッドレストは『上下6.4cm』と『左右45度』の調整ができます。
重い頭を支えてくれるので、肩こりの軽減につながりそうです。また、メッシュ素材なので暑い日でも蒸れることなく、快適に使用できます。
コートラック
洋服や帽子を『最大5kg』まで掛けることができます。
家だと洋服をかけるのは少なそうですが、オフィスで使用する時はジャケットをかけるなど重宝しそうです。私は洋服の代わりに通勤に使用するリュックをかけてます。
リュック置き場に困っていたので大助かりです。
バックレスト
バックレストはまっすぐの状態(デフォルト)を維持するか、体重により可動させるかをハンドルで選ぶことができます。
ハンドルのロック解除時は姿勢に合わせて『12度』まで角度を変えることができます。
ちょっとした休息時はヘッドレストとバックレストを倒すとリラックスした体勢を作ることができます。
バックレスト裏側(脊椎サポートフレーム)
バックレストの背面には脊椎サポートフレームがついています。
背中から腰あたりを補佐する機能で、調整バーを動かすことで支える位置を変更できます。上方向にカチカチカチと『3段階』に調整でき、さらに上にあげるとロックが外れ位置が一番下へとリセットされます。
アームレスト
アームレストはV6最大の可動力を持っています。また、縦横幅が大きめサイズでクッション性があるので腕の重さをしっかりサポートしてくれます。
前後方向へは『4cm』可動します。前後に動くことで大人・子ども関係なく利用できます。
上下方向へは『7.2cm』可動します。こちらもこれだけ動かせればどんな人にもフィットします。
左右は『30度』可動します。姿勢に合わせて調整できます。
クッション(シート)
クッションは『4層構造』、かつサイズが大きいので座り心地が快適です。このブログを書きながら、長時間座ってみましたが疲れ知らずです。今までは木の椅子を使っていたのですが落ち着きが悪く、なんども足を組みかえたりしていましたがそれが解消されました。
1.通気性に優れたメッシュ素材
2.適度な弾力があるスポンジパッド
3.強度を確保する厚い木材
4.ナイロン樹脂+ガラス繊維
また、クッションは『上下53cm~75.8cm』『前後20cm』を無段階で調整できます。ただ、エクササイズ時の安全を考慮してかシートの回転はできません。
デジタルディスプレイ
こちらはエクササイズバイクとして使用した際に、『運動時間、速度、距離、消費カロリー、合計距離、回転速度』などのパラメータを表示してくれます。表示は簡易的なものですが、運動したぞ!という気持ちにさせてくれるのでモチベーション維持には効果的です。
ペダルを漕ぐと自動起動し、漕ぐのをやめると4分後に自動的にオフになります。ボタン長押しで設定のリセットも可能です。
単3電池が2本必要なので準備しておきましょう
調整ダイヤル
エクササイズバイクとして使用する際のペダルの負荷調整が8段階で設定できます。スポーツジムにある本格エクササイズバイクに比べると負荷は弱めに設定されています。
ペダル
マグネット式フライホイール搭載でスムーズに漕ぐことができます。この機構のおかげでペダルを漕いだ時の音がめちゃくちゃ静かです。マンションにお住まいでも上下左右の住人に迷惑がかかることはありません。早朝・深夜でも遠慮せずにエクササイズができちゃいます。
ペダルを漕ぐ際は、キャスターのレバーを下げるとロック機構が働き、キャスターが動かなくなります。エクササイズバイクとして使用する際に安全に利用できます。我が家の場合、子どもがチェアを動かして怪我などをしないようにセーフティネットとしてキャスターロックを使用しています。
実際に使用してみて
実際に使用してみて感じたことをまとめてみました。
- 長時間利用でもお尻が痛くならない
- 静穏性がすごい
- 健康への意識が高まった
- オフィスチェアに比べると大きい
- 使用できる机が限られる
良かったところ
長時間利用でもお尻が痛くならない
4層構造のシート(座面)は座面が広く、クッション性が抜群なので長時間利用でもお尻が痛くなりません。子どもが好んで使用していますが、集中力も向上したように感じます。
今まで硬い椅子で勉強させてごめん!
エクササイズバイクとして使用している際もお尻・ふとももを支えてくれるので運動がはかどります。テレビを見ながらの運動やブログを書きながらの運動もできちゃいます。
静穏性がすごい
マグネット式フライホイールというのを初めて知りましたが、静穏性には驚かされます。ペダルを漕いでいてもサーッと小さな音が鳴るだけで、うるささをまったく感じません。テレビ・音楽・話し声の妨げになることは全くなく、むしろペダル音のほうがかき消されるくらいです。
早朝、深夜のエクササイズも問題なくできるので24時間運動ができちゃいます。
健康への意識が高まった
休日の散歩や子どもたちとの公園遊びくらいでしか運動をしていない私ですが、エクササイズバイクが家にあるならという気持ちからか時間さえあればペダルを漕ぐようになりました。このブログを書きながらも50分ほどずーとペダルを漕いでいました(笑)意識が高まるというより、無意識のうちに運動しているといったほうが正しいかもしれません。
ペダルを漕いでいると頭も冴えるかも!?
また、斬新な見た目のおかげで子どもたちが興味を持ち、家族全員でエクササイズをするようになりました。デジタルディスプレイに家族分のメモリ機能がつけば嬉しいですね!
良くなかったところ
オフィスチェアに比べると大きい
オフィスチェアと比べるとレッグフレームが後方に長い分、ある程度の場所確保が必要です。ただ、オフィスチェアとエクササイズバイクを単独で購入した場合も場所を取りますよね。それが1台2役だと確保する場所は1/2で済みます。しかも、高級チェアとエクササイズバイクが一度に手に入るのであれば納得できます。
それでも部屋の広さによっては置けない場合があるかもしれないので、購入の際はサイズ感をしっかりチェックしておきましょう。
使用できる机が限られる
『FlexiSpot フィットネスチェア V6』はシートを低位置にしたとしても結構な高さがあります。お使いの机によってはテーブルに足がぶつかったりと、机と椅子の高さが合わない場合があります。
一番のおすすめは電動昇降スタンディングデスクとの併用です。FlexSpotのデスクであれば色合いも考慮されており、オシャレなデスク周りを構成できます。
FlexiSpot フィットネスチェア V6 レビューまとめ
『FlexiSpot フィットネスチェア V6』は『オフィスチェア』と『エクササイズバイク』が融合されたチェアということで、斬新さにまず驚愕しました。娘が「ロボットみたい」と言ったとおり、初めての使用時はコックピットに座る感覚でした(笑)
ただ、座ってみると四層構造のシートは心地が良く、各部位を個人に合わせて調整ができるのでかなり快適でした。オフィスチェアとしてここまで機能のある製品は高級チェアくらいです。
また、エクササイズバイクとしても必要な機能を一通り備えているので自宅でも手軽に運動ができます。私のように椅子に座ると足を組むクセがあるかたにはぜひ使用してほしいです。『V6』使用中にちょっと落ち着かないな~という時は自然にペダルを漕ぐようになりました。
足を組むことが減ったので腰痛もマシになりました。
運動不足を解消したい、高級チェアに座ってみたい、そんな方はぜひ『FlexiSpot フィットネスチェア V6』をチェックしてみてください。
セール情報(ブラックフライデー)
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