【電動昇降スタンディングデスク】FlexiSpot EW8M レビュー
こんにちは、改善!大好き まさぱぱ(@NeoMasaPapa)です。
突然ですが、皆さんご自宅の身の回りの改善はしていますか?
普段何気なく過ごしてきた自宅がコロナ禍で大きく変わったという方も多いのではないでしょうか。在宅ワークが一気に進み、自宅の作業環境を見直したという声をよく聞くようになりましたよね。我が家も妻が週2・3回の在宅ワークをしているので環境改善をすることになりました。
まずは、作業をする机!ということでダイニングテーブルを探していたのですが、なかなか決めきれず…そんなタイミングにFlexiSpotの電動昇降スタンディングデスクに出会いました。
この商品はその名の通り、電動で高さを変えることができるデスクです。仕事中に気分転換ができるだけでなく、高さを低くすると子ども達のお勉強や遊び用の机にも使用できます。
そんな便利な電動昇降スタンディングデスクをレビューします。
作業デスクを探している方の参考になれば嬉しいです。
FlexiSpotとは
FlexiSpotは親会社である『Loctek.inc』社が発表した『LOCTEK』のサブブランドです。
取り扱い製品は、モニターアーム、昇降スタンディングデスク、フィットネスバイクなどがあり、2016年からヨーロッパや日本での販売がスタートしています。
どの製品も『人間工学(エルゴノミクス)』に基づき、人の特性に合ったツールで健康的に作業ができるように設計されています。このような製品を『エルゴノミクス製品』というそうです。
日本では「楽歌株式会社」が販売・運営をしています。
サポートのレスが遅いという声を聞きますが、私がチャットやDMで問い合わせをした際はすぐに対応してくださいました。
文面の日本語に誤字が多かったのが気になったので調べてみると、どうやらおおもとは中国の会社のようです。まだまだ若い会社なので、これから体制やサポートも充実していくのではないでしょうか。
公式サイトはとても見やすく、魅力を存分に紹介してくれています。気になる方はチェックしてみてください。
FlexiSpot EW8Mの概要
今回、我が家に設置したデスクはEG8シリーズのEW8Mという型番の製品です。
EW8Mは天板が木製になっており、明るい色合いでどんなインテリアにも合わせやすい印象です。支柱や脚部がホワイトなので、パーっと明るくしたい、爽やかな部屋が好き!という方にオススメです。EG8シリーズの違いは以下の通りです。好みに合わせて、選んでみてください。
- EG8
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天板が強化ガラスでできており、オシャレで高級感を演出してくれます。ガラス天板のEG8のみブラック・ホワイト2パターン展開となっています。
- EB8Z
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天板が竹柄、竹の持つ風合いが清潔感を演出してくれます。竹は『開運』『幸福』といったポジティブな印象があるので運気UPにつながるかもしれません。
- EW8M
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天板が木製、部屋を明るくナチュラルな雰囲気を演出してくれます。どんなお部屋にもマッチし、既存の雰囲気を損なわずに設置することができます。
そして、このシリーズは小物を収納できる引き出しがついています。デスク上のものをサッとしまえて、きれいな状態を保てるので重宝しています。
引き出しのサイズは『66.6cm×31.5cm×4cm』です。
高さがそこまでないので、本格的な収納として使いたい方は注意が必要です。
そして、こちらが今回の目玉ともいえる『ハイエンドコントローラー』です。昇降は段階式に調整できるのではなく、無段階(初めて聞いた)で調整可能。要は自由に設定が可能。ディスプレイ部に高さがmm単位で表示されるので、見ているだけでも楽しくなります。
机の高さってフィットしてないと違和感がありますし、腰や肩にきますよね…今までは椅子の高さを変えて調整していたけど、Flexispotは机側を調整するという発想!自分にもこの発想がなくて、製品の存在を知ったときは目から鱗でした。
私の場合はいくら椅子で調整しても、肘の高さが合わないことが多いんですよね。無理やり合わせようとしたら、太ももが机に収まりません!みたいなことが…
机側が動いてくれたら問題解消です!そして、何よりスタンディングデスクになるのが嬉しい。ブログ作業が夜の私にはブログの執筆は睡魔との闘いでもあったのです。眠い時には立って作業をすればいいじゃないか!
それでも限界が来たときは、いさぎよく寝ます!
仕様、機能、付属品・部品構成
仕様
まずは本体の仕様をご紹介します。
メーカー名 | FlexiSpot |
品番・型番 | EW8M |
天板サイズ | 120.2cm × 60.2cm × 6cm |
高さ(稼働域含む) | 72cm ~ 121cm |
重さ | 約38.6kg |
耐荷重 | 50kg |
入力電圧 | 100 – 240V |
大き過ぎず、作業するにはちょうどいい大きさでした。
機能
小さな『ハイエンドコントローラー』には機能がいっぱいです。
LEDスクリーン | 高さの表示をmm単位で表示、最高位置時は『top』、最低位置時は『bot』と表示。 エラーコードや各種ステータスもここに表示されます。 |
昇降ボタン | 72cm ~ 121cmを無段階で設定可能。 |
プリセットボタン | 好みの高さを4つまで登録することができます。 お気に入りの高さにきたら、任意のボタンを3秒以上押すと記憶されます。 |
USB-A | USB TypeA機器の充電ができます。 |
USB-C | USB TypeC機器の充電ができます。 |
ロックボタン | ボタンを押すとLEDスクリーンに『Loc』と表示され、各種ボタンが無効化されます。 もう一度押すとロック解除されます。 |
障害物検知機能 | デスクの昇降中に人や物があると機能が動作し、自動停止します。 感度をA-0~A-3の4段階で設定できます。 |
付属品・部品構成
箱の中に入っている部品のすべてがこちら。点数が少なく、非常にシンプルなつくりになっています。
- 天板 × 1
- 支柱 × 1
- 脚 × 2
- 電源コード × 1
- M6(6mm)ボルト × 8
- M8(8mm)ボルト × 8
- 六角レンチ × 1
- ケーブルクリップ × 2
部品が足りない場合はすぐにサポートへ連絡しましょう。
FlexiSpot EW8Mの組み立て方
それでは組み立て方をご紹介します。楽しみながら作業を行いましょう~♪
付属の説明書がイラストつきなので特に悩むことはないですが、写真でお見せしちゃいます。
まずは、箱から部品を取り出します。外箱は『128.0cm×74.0cm×21.5cm』という大きさ!で、でかい!「宅配業者さん、お茶をどうぞ!」と言いたくなるくらい大変そうでした。広めのスペースを確保してから作業に入りましょう。
家具の箱は毎回感動するんですが、見事に収められています。そして、細かな部分までしっかり保護されていました。
今回の作業の中で一番時間がかかったのがこの作業。丁寧な梱包がされているので、ゴミになる部分が多いです。上の写真はすべて破棄する部分💦うちの自治体は細かいので種類ごとにゴミ袋に入れたり、縛ったりで分別に30分くらいかかりました。
メーカー側のオプションとして梱包材を持ち帰る!みたいなのがあっても良いと思うんですよね。企業はそれを再利用できて、一石二鳥✨有料でも良いのでぜひご検討ください!
何様だよ!ってツッコミが聞こえてきそう
天板裏には引き出しの動きを止めるためのテープが貼ってありますが、剥がさずに作業をしていきます。
支柱が倒れないように気を付けて作業を行っていきます。
左右4か所、M8ボルトを付けていきます。付属のレンチでささっと付けれるので、本当に簡単!
支柱に脚を付けていきます。『ハイエンドコントローラー』のある前側の脚が長くなるように付けてくださいね。
知ってる人も多いと思いますが、ネジを締めるときは対角に締めると力が均等になると言われています。
対角に仮止め(緩めに締める)して、最後に増し締めをすると均等かつ、強固に締めれますよ!
子どもにも伝えたい豆知識!
『電源コード』を『アダプター』に、『モーターコード』を『ハイエンドコントローラー』に接続するだけの簡単作業です。
ケーブルが長くて邪魔になる場合は付属の『ケーブルクリップ』で天板に固定することができます。使用状況に合わせて使いましょう。
本体をひっくり返して、引き出しの飛び出し防止に付けられているテープを剝がします。
写真撮影をしながらでも30分ほどで完成したので、普通に組み立てれば20分ほどでできると思います。あくまでも組み立て時間です。梱包材の片づけを含めると1時間くらいかかりました💦
こんなに簡単にできるなんて、設計した人凄すぎる!
実際に使用してみて
実際に使用してみて感じたことをまとめてみました。
- 組み立てが簡単
- 昇降がスムーズ
- USBポート充電が便利
- 誰にでもフィットする
- 俯瞰写真が撮りやすい
- 重たい
- 耐荷重が50kgまで
良かったところ
組み立てが簡単
先ほど組み立て方を紹介しましたが、とても簡単。
Flexispot昇降デスクには他のシリーズもありますが、特にEG8シリーズは組み立てが簡単です。ボルトを16本締めて、コードをつなぐだけで完成!こんなに簡単に組み立てることができる昇降デスクは他にないのでは?
昇降がスムーズ
想像していた以上にスムーズに動作しました。動画をみていただければ無段階というのがわかるかと思います。まったくカクカクしません。音は多少しますが、夜でもご近所さんの迷惑にならないレベルです。
娘ちゃんに協力してもらいました。パジャマ姿でありがとう 笑
USBポートが便利
最近のガジェットはUSB充電が基本って製品が多いので大助かり。我が家ではスマホ、マウス、外付けキーボードの充電に使っています。
誰にでもフィットする
家族それぞれ身長も座高も違うので皆に合わせるとなると大変です。昇降デスクであればそれぞれに合わせて稼働でき、誰にでもフィットさせることができます。
名称は『スタンディングデスク』ですが座っての利用ももちろん可能。我が家では大人は仕事用・ブログ執筆用として使い、子どもは学習机・遊び用の机として利用しています。
立ちながらレゴのごっこ遊びをしていましたが空間を自在に使っていましたよ
俯瞰写真が撮りやすい
ブログ用の写真や子どもの作ったものを写真に収める際、机の高さを下げると俯瞰写真がめちゃくちゃ撮りやすくなります。高さを上げると、違った視点での撮影もできるので写真撮影が楽しくなりました。
良くなかったところ
重たい
配送直後が一番重さを感じますが、組み立て後も重たいです。使用場所を固定すれば問題ないですが、移動させたい場合は2人で動かしましょう。
これはFlexiSpotに限らず、どんな昇降デスクも一定の重さはあるので仕方がないかなと。ある程度重たさがないと安定しませんしね。
耐荷重が50kgまで
本体の重さのわりには、耐荷重が小さいように感じました。
妻がデュアルディスプレイで仕事をしているのですが、スタンディングの体勢で肘をついたり、体重をかけるたびにモニターが揺れています💦落下することはないのですが、傍から見るとヒヤヒヤすることがありました。
FlexiSpot EW8M レビューまとめ
まだまだ使用を始めたばかりですが、とても重宝しています。
座ったまま作業をし続けると、肩こりや腰痛の原因になるだけでなく筋肉の衰えにもつながります。たまには気分をかえて立って作業を行ってみると身体異常の改善だけでなく、集中力が高まります。
実際に立って仕事をすると、いつもより脳が活性化しているように感じました。座っていると雑念がわいてきたりするのですが、それが減るように思いました。あとは無意識にスクワットをしてたりするので運動不足が解消されるはず!?
ただ、立ちながらの作業も疲れないわけではないので時と場合により使い分けることがとても大切です。立って筋肉痛や腰痛になってしまったら元も子もないですから…
ここまで『FlexiSpot EW8M』について書いてきましたが、初めてのスタンディングデスクが欲しい、オシャレなデスクが良い、シンプルなデスクが良い!という方にオススメできる製品です。お値段はスタンディングデスクとしては安いとはいえ、まぁまぁの金額です。購入される場合はAmazonや公式サイトで定期的にセールが開催されているので、そのタイミングでゲットしてくださいね。
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