【DIY】ポケモンカードゲームのプレイマットを作ってみよう
中学時代『技術・家庭科』の成績5だった、まさぱぱ(@NeoMasaPapa)です。
幼児・小学生のお子さんがいるご家庭ですと一度は手にしたことがあるのではないでしょうか、『ポケモンカードゲーム』!アラフォー世代の親御さんだと自身も楽しまれていたのではないでしょうか。そんな『ポケモンカードゲーム』ですがプレイマットは使用されていますか?
使用しなくてもゲーム自体は楽しめるのですが、プレイマットがあると気分を盛り上げてくれるだけでなく、カードがちらばることなく遊ぶことができます。我が家もスターターセットに付属していた紙製のプレイマットで試合を楽しんでいたのですが、次女がやぶいてしまうという事件が勃発しました・・・修復を試みましたが気に入らないようで。。
公式プレイマットの購入を検討してみましたが、思っていた以上に高価💦そして、売り切れ!手に入りません!!そこでパパがDIYで作成してみました。冒頭プチ自慢の実力やいかに!?最後まで見届けていただけると嬉しいです。
同じ材料でプレイマットを作成されている方が多いので、デザインの違いや作り方を比較してみてくださいね。
公式プレイマットの仕様
作成するにあたり、まずは公式プレイマットがどういったものかを知りたいと思い調べてみました。
サッとググってみると、約150万件の検索結果・・・サイズもまちまち。ここは、一番信頼できそうな「ポケモンセンターオンライン」で調べてみることにしました。
ここから得た情報は以下の通りです。
・本体サイズ:約58 cm × 約60 cm
・対象年齢:9才以上
・素材:ポリエステル/天然ゴム
・備考:裏面がラバー製で、机などにぴったりくっついてマットが動かない
ハーフサイズも最近多いみたいですが、うちは姉妹なのでフルサイズで作成してみることにしました。
ポケモンセンターオンラインは『SOLD OUT』だらけ。
ポケモン人気はすごい!!
準備したもの
パソコン、プリンタ、ハサミ、アイロンは必須アイテムです。それ以外に、今回のキモとなるアイテムはこちらです。
- 大判フェルト(70 cm × 60 cm)
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こちらはダイソーで購入しました。色も15種類くらいあったのでお好きな色をご購入ください。我が家は長女がなんちゃってマジックショーをするために緑色を購入したことがありまして、トランプを並べている様子を見て今回の構想を思いつきました。カード関係でこちらのフェルトは大活躍しているみたいです。
- A-one 布プリ(アイロン接着タイプ) 品番:33502E
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こちらはホームセンター等で購入できますが、Amazonでの購入が一番安価でした。今回はシートを4枚使用するので、6シート入りを購入しました。『布プリ 生地タイプ 品番:30503E』というものも販売されているので、間違えないようにご注意ください。生地タイプはアイロンでの接着ができません。
- ラベル屋さん
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こちらはA-one社公式のラベルシール作成ソフトウェアです。『Web版』と『ダウンロード版』がありますが、今回は『Web版』を使用しました。ExcelやWordで作成することもできますが、公式ソフトウェアを使わない手はありません。もちろん作成途中のデータを保存することもできますよ!
プレイマット作成手順
それでは、作成手順を紹介します。デザインや素材集めはお子様と一緒にすると楽しめるかと思います。
完成イメージを紙に書いてみるところから始めるのが良いかと思います。ポケモンカードゲームのプレイマットで一般的に配置されている場所の名前と数を記載しておきますので参考にしてくださいね。
・バトル場 × 1
・ベンチ × 10
・サイド × 2(6枚セットを1と数えてます)
・山札(デッキ)× 2
・トラッシュ × 2
・スタジアム × 1
バトル場の『エネルギーカード』『ダメカン』を置く場所を決めているプレイマットもあったので、ご家庭のプレイスタイルに合わせてデザインをしてみてください。
プレイマット内で使用したい画像をWEBで集めておきます。
我が家の場合は娘たちの好きなポケモンをプレイマット内に配置することを提案したのですが、「シンプルなのがいい」と却下されました💦
WEBのイラストは個人が楽しむ範囲で使用しましょう!
ラベル屋さんを起動すると初期設定が必要になりますので以下の手順で行ってください。デザイン編集自体はお絵描きをする感覚で作成できるので快適です。
- 【新バージョン10 Web版を使ってみる】をクリック
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複数の画像を使用する場合や複雑なデザインをされる場合は『ダウンロード版』が推奨されています。『Web版』だと作成データを保存するとファイルが出力されるのですが、画像が多いと出力にも読込にも時間がかかります。
- 【新規作成】をクリック
- 品番『33502』で用紙を検索し、該当用紙の【決定】をクリック
- テンプレートの【デザインなし】をクリック
- デザイン開始
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『文字』『画像』『図形』『線』機能を使って、デザインを仕上げていきます。用紙設定は自動的にされているので、表示されている枠内に配置すればうまく収まります。
専用用紙に印刷する前に白紙A4に試し印刷をして余白を調整するのがおすすめです。我が家では下図のようなデザインを作成してみました。全部でA4サイズ4ページ分となりました。どうしても余白が発生するので『自由枠』としてプレイマットを飾り付ける画像やお名前シールを配置する等、用紙に無駄がないように使用してください!
こだわりポイント
①画像は主張し過ぎないように透明度70~80%に設定し、淡い感じを出してみました
②サイドの画像は勝利の証としてバッジを採用
(パパ世代がハマったポケモン緑・赤のジムバッジ)
③文字はカタカナと英語を表記
(ついでに英語を覚えてくれたらなという願いを込めて)
④カード枠はポケモンカードのサイズ(横63mm × 縦88mm)より 1.5mmほど大きく作成
(多少の余白があったほうがカードを置きやすいかと思ったので)
こちらが実際に印刷したものです。布用紙になるので、ラベル屋さんで表示されていた色より少し薄くなる印象です。余白部分は非表示にしてますが、ビッシリとお名前シールを配置させました。
印刷後は30分以上置いて、しっかりと乾燥させます。我が家は1日乾燥させました。
平日の夜中に作成したので、途中で力つきました・・・
印刷・乾燥が終わったら部品を切り出します。フェルトとの接着面をできるだけ大きくしたい(剥がれ防止のため)ので線ギリギリではなく、2~3mmほど外側を切るのが良いかと思います。布プリの台紙裏側は方眼紙になっているのと布の繊維と相性がいいのか、真っすぐ切りやすかった印象です。
カットが終われば、フェルトに仮置きしてみます。公式プレイマットよりフェルトのほうが10cmほど長いのでカットしようかとも思いましたが、仮置きしてみると収まりが良かったのでこのまま使用することにました。
バトル場をもう少し大きくつくれば良かったかな~
布プリの台紙を剥がすと弱めの粘着シール?ノリ?がついているでその粘着成分で場所を固定させます。固定後、あて布をしてアイロンで20秒ほどぎゅ~と押さえます。アイロンの温度は『中温』で、スチームアイロンの場合はスチーム機能を『OFF』にしておきます。
アイロンはスライドするというよりは、上から押さえつけると綺麗にしっかりと付いてくれます。
接着ができたら完成です!!
撮影後、しわが目立つので全体にもう一度アイロンをあてて完成させました。
テンプレートダウンロード
ありがたいことに検索でこのページにたどり着いてくださる方が増えてきました。読んでくださる方、実際に作ってみようと思っている方の手助けができればと思い、『ラベル屋さん』のテンプレートを作成しました。
イラストは著作権等の問題があるので文字と枠のみとなりますが、自由にアレンジしてオリジナルの作品を作ってみてください。
ZIPファイルをダウンロード後、解凍してご利用ください。ラベル屋さんを起動し、『ファイルを開く』から解凍したテンプレートを選択することで利用できます。
- ラベル屋さん バージョン10 Web版 を使用
- 自身が作成した時に感じた改善点を反映済み(枠のサイズ等)
- 作品の完成度は保証しかねます
- 再配布はご遠慮ください
- 予告なく配布を終了する場合があります
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ポケモンカードゲーム プレイ風景
こんな感じでカードゲームを楽しんでいます。
ベンチの下にも余裕をもたせていたので、控えポケモンにエネルギーカードを数枚つけてもフェルトからはみでません。喜んでもらえてパパは嬉しいぞ!!
まとめ
今回DIYをしてみての感想ですが、『布プリ』がとにかく便利!神アイテム!
思っていた以上に綺麗に色がのりますし、にじみもほぼありません。布の質感も良くて、お名前シールに使うだけではもったいないと感じました。オリジナルTシャツやオリジナルワッペン、ハンドメイドにうってつけのアイテムだと思います。まだ手元に2シート残っているので、何をつくろうかワクワクしています。
そして、生地タイプの布プリも販売されているので、こちらを使えばオリジナルの生地で裁縫なんかもできちゃいます。役に立つアイデアが浮かべは別の投稿で紹介させていただきます。
それでは最後に、今回かかった費用と時間を載せておきますので参考にしてくださいね。
・制作費用:約2,000円
布プリ(6シート)、フェルト1枚 ※プリンターのインクコストやアイロンの電気代は除く
・製作時間:2日
仕事後の夜中作業だったので2日かかりましたが、デザインさえ決まれば作業は半日もあれば可能です
手作りアイテムで子供たちと遊ぶ時間、プライスレス!!
手作りは断念、既製品が欲しいという方へ(追記)
やはり手作りは手間だなぁ~なんか良い既製品はない?という方もいらっしゃるかと思います。
非公式ですがサイズ感や質感が良く、収納バッグが付いた商品を見つけたのでご紹介いたします。
手作りよりも費用は高くなりますがお急ぎの方はチェックしてみてください。
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